眞馨

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12/03のツイートまとめ

sanakaoru

『あなたは死んではならない』
12-03 12:04

 この施設に到着するまでにかなりの時間を要した。車で移動し門に到着し、警備員のチェックを受け、移動しているのかしていないのか解らないくらい快適な窓の無いリニアに乗って20分。降りた時は建物の中で、ここが何処なのかは全く解らない。だが、国内にある施設……のはずだ。
12-03 12:10

 応対してくれたのは施設長ではなく事務を担当する課長であった。この施設に関係者以外が入るのは初めて、ではないが余り数少ないことだという。そもそもとしてこの施設があることも知られてないとも聞く。前に課長、後ろに警備の人間が二人。その状態で課長の説明を聞いた。
12-03 12:14

「ここが出来たのは我が国の法制度が大きく変わった事によります」

 廊下を先に進む課長の説明を聞きながら、大きく取られた窓から部屋の中を見る。
12-03 12:17

 ベッドで横になる老いて衰弱した老人。腕や鼻や体の様々な場所からチューブやコードが機械等に繋がれている。彼に意識があるのか無いのか、それは全く解らない。
12-03 12:20

「ここでは最新の医療が提供されます。アメリカやヨーロッパで採用され、我が国ではまだ許可されていない医療や医薬品でも、ここでは例外的に認められているのです」

 課長の説明が続く。
12-03 12:23

「全員が全員意識が無いように見えますが?」

「さすがに皆さん高齢ですから長く起きていられないのでしょう。起きている時は楽しく看護師と会話したりしておりますよ」
12-03 12:27

 課長の答え通り、確かに先に進めば看護師と会話する老人の姿が見えた。ただ窓が厚いのだろう何を話しているのかは全く聞こえない。
12-03 12:30

 不意に後ろからドタドタと足音が聞こえた。振り替えると医者と看護師が走っている。カートを押している看護師もいる。
12-03 12:32

「急、患……ですか?」

「容態が悪くなったのがいるのでしょうね」

 課長はこちらの質問に淡々と答えた。医者と看護師は数個先の部屋に入った。
12-03 12:34

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[ 2011/12/04 06:37 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
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Author:さなかおる
百四十という数字が私に何かをもたらしそうな気がして。

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