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08/11のツイートまとめ

sanakaoru

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08-11 21:56

かつて企画され、立ち消えになり宙に浮いたモノが見つかりました。
08-11 21:56

それは「艦隊これくしょん」の二次創作で、提督の体験談を聞いて書いたものです。このまま消えてしまうのもなんなので、こんなさびれた場所ですが、流してみたいと思います。
08-11 21:58

艦これ二次創作「三の白き娘」
08-11 21:59

「……提督よ……提督よ……」 遠くから声が聞こえた。 暗く暗く沈んだ海の底、白く淡く光り浮かぶ娘達が三人。懐かしそうな顔をしてこっちを見ている。 さて、彼女達に覚えはあったか……。
08-11 21:59

「……提督よ……」 また遠くから声が聞こえた。 三人の白き娘が笑う。 懐かしさか、嘲りか、仇に出会った喜びか。 私には解らない複雑な表情で彼女らは笑う。
08-11 21:59

「提督よ!」 頭に衝撃が走る。意識が遠くに、しかし引き上げられるように。目の前の娘達がどんどんと小さくなる。その表情はもう見て取ることはできない。 あぁ、そうか。 彼女達は。
08-11 22:00

落書きされた板張りの床。壁際の姿見。少しくすんだ壁。そして諸事情で莫迦みたいに大きくしなくてはならなくなった両開きの扉。私は深海の底から鎮守府の司令室に引き戻された。「お主、なかなかに暇そうじゃのぉ」「あぁ……はぁ……」
08-11 22:00

声のする方に顔を向けると、髪を二つに結った女性が目の前にいる。彼女は重巡洋艦の艦娘で、第一艦隊の旗艦を務め、また私の秘書としても働いている。言葉遣いとは裏腹に顔も体つきも行動も少し幼そうに見えるが、それでも私よりは十分に大人だ。
08-11 22:00

少なくとも勤務の最中に机に突っ伏して寝てしまっていた私よりはずっとずっと大人だ。
08-11 22:01

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[ 2016/08/12 03:21 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

三の白き娘 (艦これ二次創作)

「……提督よ……提督よ……」
 遠くから声が聞こえた。

 暗く暗く沈んだ海の底、白く淡く光り浮かぶ娘達が三人。懐かしそうな顔をしてこっちを見ている。
 さて、彼女達に覚えはあったか……。

「……提督よ……」
 また遠くから声が聞こえた。

 三人の白き娘が笑う。
 懐かしさか、嘲りか、仇に出会った喜びか。
 私には解らない複雑な表情で彼女らは笑う。

「提督よ!」
 頭に衝撃が走る。意識が遠くに、しかし引き上げられるように。目の前の娘達がどんどんと小さくなる。その表情はもう見て取ることはできない。

 あぁ、そうか。
 彼女達は。

 落書きされた板張りの床。壁際の姿見。少しくすんだ壁。そして諸事情で莫迦みたいに大きくしなくてはならなくなった両開きの扉。私は深海の底から鎮守府の司令室に引き戻された。
「お主、なかなかに暇そうじゃのぉ」
「あぁ……はぁ……」
 声のする方に顔を向けると、髪を二つに結った女性が目の前にいる。彼女は重巡洋艦の艦娘で、第一艦隊の旗艦を務め、また私の秘書としても働いている。言葉遣いとは裏腹に顔も体つきも行動も少し幼そうに見えるが、それでも私よりは十分に大人だ。少なくとも勤務の最中に机に突っ伏して寝てしまっていた私よりはずっとずっと大人だ。
「えーと、では……出撃する余裕はありますか?」
「正直に言えばよいのか?無いぞ?……だから日頃から兵站や準備こそが大事だと言っておっただろうに」
「輸送任務に出て行った艦隊は?」
「今しばらくは帰って来ないぞ」
「じゃぁ、待機ですね」
 もっとも、彼女達が戻ってきたところで軽巡洋艦や駆逐艦が持ち運べる物資は大した量ではなく、一回の出撃に耐えられるかどうかなのだが。いや、それでも、私の艦隊では重要な物資だ。
「そうじゃ。……しかし部下がこうして働いている中で、お主は暢気に何を見ていたのじゃ?」
 あまり話したくもなかったし、話すことでもないと思ったのだが、聞かれたので仕方なく私は答えた。
「沈めた娘達を」
「そうか……」
 少し何かを思い出すような顔で彼女は聞いてくれた。

 艦娘の喪失。
 司令官として上からは「極力」するなと言われている。しかし、司令官の中には勝利の為ならば必要な事だと言う者もいる。私にはどちらが正解なのか解らない。いや、おそらくはどちらも正解なのだろう。求められているものは結果だ。任務の達成だ。作戦の成功だ。この戦いの勝利だ。
 その中で私はただただ艦の喪失を怖れ、忌避するように逃げ続けているだけだ。それを正解だと思いたいだけなのだ。

 しかし。
 それでも。

「上に立つ人間である以上、どうしても言ってしまうのですよね」
「何をだ?」
「あなた達に『死ね』と」
 それは作戦遂行のため。それは現状認識の誤り。それは油断。それは思った事と口をついて出た言葉との乖離。しかし、それは司令官の命令なのだ。
 三人が私の命令で沈んだ。あの艦娘達は命令を守って死んだ。私の命令を守って死んだ。
「それで、お主は吾輩にも死ねと言うのか?」
 私の表情を覗き込んで彼女はいつもの口調で聞いてきた。

 怒るでもなく、冗談にするようでもなく。
 素直で、その目はとても真っ直ぐな。
 自然で、ありとあらゆる事も内抱するかような。
 あぁ。
 あの時に見た目だ。
 暗い中で見た白き娘達の目だ。

 答えようとして、躊躇があった。私はいつもこうだ。決断を迫られた時も、正直に言わねばならない時も躊躇してしまう。もともと司令官になど向いていないのだ。いや、きっとこの世の仕事の何もかもにも向いていないのだろう。
「?」
 目を逸らしても彼女は、あの娘達と同じ目をしたまま真っ直ぐと私を見つめている。 視線が突き刺さるように感じる。答えるしか無い。私はあきらめて口を開いた。
「……正直に言えば、そうした命令が何度かありました」
「そうか」
 答えを聞いて彼女は姿勢を正し、右手をあごにあて少し思案しているようなポーズを取った。
「それは今まで気づかなかったのぉ」
 彼女の妹がよくする仕草でもある。妹の方が大人っぽく見られていると以前、私に愚痴をこぼしたことがある。その頃あたりからだろうか、彼女はたまにこの仕草をするようになった。
「戻ってきてくれましたからね。ただ、その結果、沈んだ娘達がいるのも事実ですから。つまりは私が……」
「吾輩には彼女達がどう思っておったかは知らぬ」
 彼女は私の言葉を即座に遮った。
「ただな、提督よ」
 そして正面に立って私に顔を近づけて言う。

「何も考えず、何も悩まずにお主は命令しておるのか?命令しておったのか?」

 彼女の言葉がいちいち心に突き刺さる。
「……そのつもりは……無いですよ」
「ならば良い。考え無しの命令で死ぬのだけは御免だからのぉ」
 顔を上げ胸を反らすようにして彼女は笑った。無邪気な程の笑顔で。
 命令に従い、またある時は命令を無視し、国の為に故郷の為にと矢尽き刃が折れてもなお、最期まで戦った前世を持つ彼女達だからこそ出来るのだろう。そう思わせるような笑顔で。
「もとより死ぬ気なぞさらさら無いが、お主が今のお主のままである限り、その命令に吾輩は従うぞ。たとえそれが死ぬ事に繋がろうともの」
「死なせたくはないですよ」
「うむ。それで良い。だからこそ死地へ赴けるのじゃ」

『艦隊が帰還しました』

 司令室に連絡が来る。任務は無事に成功したという。申し訳ないが、旗艦の報告があった後にはすぐに補給をし、また任務へ向かって貰わねばならない。物資は足らず、また私も私で司令官としての任務が課せられている。
 部隊旗艦の艦娘から一通りの報告を受け、補給と休養を済ませ次第再度同じ任務につくように命令を出す。扉が開き、また閉まり、そして司令室は再び私と秘書の二人だけになった。
「提督よ」
 彼女から声をかけてきた。
「ここは平和だのぉ」
「深海棲艦が海を跋扈しているのに、ですか?」
 私が聞き返しても、彼女はうむと首を縦に振った。
「まだ陸まで来ておらぬ。港でゆっくり出来るのは、実に気が楽で良い」
「そういう……ものなんでしょうねぇ……」
 そう言えば、彼女は最後、港で動かぬ足を止めたまま空と戦い続けたのだった。と言葉に出してから思い出す。
「そうじゃ。お主はそういう時代に生まれたのじゃ。平和な時代に生まれ育ったお主は確かに先達の司令官のように決断を下すのは遅れるかも知れぬ。……だが、あの司令官達も悩み、考え、そして決断を下しておったぞ」
「そういうもんですか」
「うむ。……もっとも、一部には即断即決の者もおったようじゃがな。ただ、お主にはそれは向くとは思えぬ。今はまだ闇雲な命令で万歳と叫びながら戦う時でもないだろうしのぉ」
 もし、そうしなくてはならなくなったら、私はきっとそう命令しているのだろう、ということを的確に突いてくる。胸が痛い。
「だから、お主はきっとこの先も悩み続けるのじゃ。だが、決断せねばならぬ時は常に来る。遠い先か明日か今すぐか吾輩には解らぬ。じゃが、それでもお主は決めねばならぬ」
「……」
「その時は、たとえ苦悩の先に下した決断であっても、嘘でも良いから見得を切って命令して欲しいのじゃ。お主のその姿を胸に、吾輩達は戦い続けるのだからな」
 気がつけば床ばかりを見ていた。見上げたら、秘書の彼女がいつもの笑顔でそこにいた。
 あぁ。
 彼女が秘書で良かった。

「さて。この調子だと、しばらく報告も無いようじゃのぉ。吾輩も少し休んでも良いか?」
「お風呂ですか?いいですよ」
「……覗くなよ?」
「覗きませんよ」
 私は笑って言った。
「その時は悩んで、考えて、そして見得を切って見せろと命令しますよ。……従ってくれるのでしょう?」
「なっ?!いや……その……し、しばらく風呂に入る!」
 顔を赤くしたまま彼女は駆け足で司令室を出て行った。勢い良く閉まるドアの音が彼女の照れを感じさせてくれて、少しおかしくなった。
 私は、ひとしきり笑った後、立ち上がって窓際に立ち、外を見た。港が見える。その先に彼女達の戦場であろう大海原が見える。あの先に彼女達はいる。「彼女達」もきっといる。

 今、私の心に思うものは、きっと勘違いなのだと思う。
 だとしても、申し訳ないがその勘違いをもう少しさせてはくれないだろうか?
 私は、海に向かって目を閉じて、そして手を合わせた。

 暗い暗い海の底。その中で三人の娘が見える。
 私の姿を見つけたのか彼女達は一斉に私の方へ顔を向けた。
 そして先程と同じように複雑な表情のまま、私に笑顔を見せてくれた。

 それでも笑顔を見せてくれた。
[ 2016/08/12 01:18 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

08/11のツイートまとめ

sanakaoru

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08-11 21:56

かつて企画され、立ち消えになり宙に浮いたモノが見つかりました。
08-11 21:56

それは「艦隊これくしょん」の二次創作で、提督の体験談を聞いて書いたものです。このまま消えてしまうのもなんなので、こんなさびれた場所ですが、流してみたいと思います。
08-11 21:58

艦これ二次創作「三の白き娘」
08-11 21:59

「……提督よ……提督よ……」 遠くから声が聞こえた。 暗く暗く沈んだ海の底、白く淡く光り浮かぶ娘達が三人。懐かしそうな顔をしてこっちを見ている。 さて、彼女達に覚えはあったか……。
08-11 21:59

「……提督よ……」 また遠くから声が聞こえた。 三人の白き娘が笑う。 懐かしさか、嘲りか、仇に出会った喜びか。 私には解らない複雑な表情で彼女らは笑う。
08-11 21:59

「提督よ!」 頭に衝撃が走る。意識が遠くに、しかし引き上げられるように。目の前の娘達がどんどんと小さくなる。その表情はもう見て取ることはできない。 あぁ、そうか。 彼女達は。
08-11 22:00

落書きされた板張りの床。壁際の姿見。少しくすんだ壁。そして諸事情で莫迦みたいに大きくしなくてはならなくなった両開きの扉。私は深海の底から鎮守府の司令室に引き戻された。「お主、なかなかに暇そうじゃのぉ」「あぁ……はぁ……」
08-11 22:00

声のする方に顔を向けると、髪を二つに結った女性が目の前にいる。彼女は重巡洋艦の艦娘で、第一艦隊の旗艦を務め、また私の秘書としても働いている。言葉遣いとは裏腹に顔も体つきも行動も少し幼そうに見えるが、それでも私よりは十分に大人だ。
08-11 22:00

少なくとも勤務の最中に机に突っ伏して寝てしまっていた私よりはずっとずっと大人だ。
08-11 22:01

[ 2016/08/12 00:00 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

06/02のツイートまとめ

sanakaoru

収集先を変更しました http://t.co/aQRVW4fiId
06-02 15:27

[ 2013/06/03 03:11 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

05/07のツイートまとめ

sanakaoru

『しろいしろい3』
05-07 18:31

まだ、白い。ワージのパパはどこに行ったのだろう?
05-07 18:31

はて。
05-07 18:32

なにかいる。人ではないな。
05-07 18:33

ヒンッ
05-07 18:33

馬?
05-07 18:33

あぁ、石の時代の。そうか。白くて気がつかなかった。
05-07 18:34

しかし、馬だけではなぁ。ワージのパパに会えても会話もできないからなぁ。
05-07 18:37

せめて…誰かがいないとなぁ。あのマニアとか。
05-07 18:39

「なんだよ」
05-07 18:39

[ 2013/05/08 03:24 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
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Author:さなかおる
百四十という数字が私に何かをもたらしそうな気がして。

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